レーザー白内障手術で知っておくべきこと
レーザー白内障手術とは
レーザー白内障手術(LACS、FLACS)は、フェムト秒レーザーを用いて白内障を正確に切開・粉砕する手術です。従来の手術に比べ、眼への負担が少なく、視力回復が期待できます。
レーザー技術の特徴
フェムト秒レーザーは、数千兆分の1秒という超短パルスで光を照射します。そのため、眼内組織を極めて精密に切開でき、周囲へのダメージを最小限に抑えます。
手術の流れ
主な手順は次の通りです。
- 切開の作成:角膜と水晶体嚢膜にレーザーで正確な切開を行います。
- 白内障の粉砕:レーザーで白内障を小さな断片に分割します。
- 白内障の除去:吸引装置で断片を取り除きます。
- 人工水晶体(IOL)の植え込み:取り除いた水晶体の代わりに人工レンズを眼内に挿入します。
レーザー手術のメリット
- 高精度:切開や粉砕が正確なため、視力回復が期待できます。
- 外傷が少ない:眼へのダメージが低く、回復が早いです。
- 視力回復が早い:手術後数日で視力が改善し、従来手術より早く日常生活に復帰できます。
- 不快感が軽減:手術中・術後の痛みや違和感が少ないとされています。
適応と選択基準
すべての患者さんが対象になるわけではありません。眼科医は、白内障の進行度、角膜の厚さ、全体的な眼の状態などを評価し、レーザー手術が適切か判断します。
費用について
最新のレーザー装置を使用するため、従来の手術より費用が高くなることがあります。費用は医師の手術料、施設使用料、保険適用の有無などで変動します。
リスクと合併症
手術は安全性が高いものの、感染、炎症、出血、網膜剥離などのリスクはゼロではありません。術前に医師とリスクについて十分に相談しましょう。
術後の回復
多くの患者は数日で視力が改善し、完全な治癒には数週間かかります。医師から指示された点眼薬や生活上の注意点を守り、定期的な検診を受けてください。
レーザー白内障手術は、従来の方法に比べて多くの利点があります。手術を検討している方は、眼科医と相談し、自分に最適な方法かどうかを確認しましょう。
