非侵襲的な瘢痕除去

顔や首など目立つ部位にできた瘢痕は、見た目への不安や対人ストレスの原因になることがあります。メイクや服で隠すだけでは不十分な場合、外科手術を行わずに改善できる美容医療が存在します。以下では、主な非侵襲的治療法とその流れを紹介します。

レーザー治療

皮膚科医はレーザーを用いて瘢痕を除去または目立たなくします。痤瘡(にきび)跡から深い外科瘢痕まで、さまざまなタイプに対応可能です。瘢痕の深さに応じて、アブレイティブレーザー(皮膚表層を焼き切る)またはノンアブレイティブレーザー(熱やラジオ波で皮膚を再構築)を選択します。

治療後は抗菌軟膏の塗布が指示され、4日ほどで改善が見られることがあります。効果を得るには複数回の施術が必要になることが多く、他の治療と組み合わせるケースもあります。施術直後は赤みや軽い刺激感が数週間続くことがありますが、通常はすぐに日常生活に復帰できます。

マイクロダーマブレーション

細かいアルミナまたはマグネシウム酸化物の結晶を噴射し、皮膚表層の瘢痕を削り取ります。複数回の施術が必要で、一般的に12回程度で効果が現れます。施術は皮膚科の診療室で行われ、ダウンタイムはほとんどありませんが、施術後は皮膚が日焼けしたように敏感になることがあります。

化学ピーリング

比較的浅い瘢痕に適した方法で、弱酸性の薬剤を塗布して表皮を剥離し、下の新しい皮膚を露出させます。軽度の化学薬剤であれば赤みや腫れは軽微ですが、強い薬剤を使用した場合は水疱や長期の赤みが出ることがあります。施術後は2週間以上メイクを控え、日焼け止め(SPF15以上)でしっかり紫外線対策を行うことが重要です。

カウンセリングのポイント

まずは皮膚科医と相談し、肌質や瘢痕の深さ・範囲に合わせた最適な治療法を決定します。費用や必要回数、期待できる効果についても具体的に説明してもらい、現実的な目標設定を行いましょう。

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