リポ全身吸引後の圧縮ガーメントの着用期間

圧縮ガーメントの役割

医師はリポ全身吸引後に圧縮ガーメントの着用を勧めます。手術後の皮下には血液や麻酔剤が残りますが、圧縮ガーメントはそれらを血流に吸収させ、体外へ排出させることで感染や組織損傷を防ぎます。また、血行を促進し腫れを抑えるとともに、回復を大幅に早めます。さらに、術後の新しい体形に合わせて皮膚をサポートし、安定させます。

着用期間の目安

手術の侵襲度や医師の指示により異なりますが、一般的には以下のように段階的に着用します。

  • 第1段階(術後約2週間):術後すぐの初期回復期に圧縮ガーメントを常時(昼夜)着用します。
  • 第2段階(2〜8週間):第1段階が終わった後も、腫れや皮膚の定着が続く場合はさらに着用が必要です。医師が両段階の着用を指示した場合は、第1段階用と第2段階用の2種類のガーメントを用意することがあります。

開放排液術の場合

開放排液術を選択した場合、切開部は縫合せずに放置します。そのため、圧縮ガーメントを装着すると、皮下の血液や麻酔剤が術後24時間以内に自然に排出されやすくなります。結果として、圧縮ガーメントの着用期間は約3日から6日で済むことがあります。

医療用以外のガーメントについて

市販の非医療用圧縮ガーメントを購入して使用したくなるかもしれませんが、適切な圧力が得られないため、回復が遅れたり腫れが悪化したり、むしろ不快感が増す恐れがあります。また、長時間の使用で形が崩れ弾力が失われ、圧縮効果が低下します。回復を最優先するなら、必ず医師が推奨する医療用ガーメントを使用してください。

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