筋切開(マイオトミー)とは?
筋切開(マイオトミー)とは
筋切開は、筋肉や筋群を切開して緊張や拘縮を緩和する外科手術です。痙縮(筋肉が過度に硬くなる状態)の治療や関節の可動域改善を目的として行われます。
手術の流れ
手術中、外科医は皮膚を切開し、対象の筋肉を露出させます。切開は通常、筋腹の中央部で行われますが、腱付着部や筋の起始部で行うこともあります。
対象となる主な筋肉
- ハムストリングス(大腿裏筋)
- 大腿四頭筋
- 腓腹筋・ヒラメ筋(下腿部)
- 股関節屈筋群
- 肩部筋肉
- 頸部筋肉
入院・退院
筋切開は外来手術として実施できる場合もありますが、手術内容によっては短期間の入院が必要です。回復期間は手術の範囲により異なりますが、概ね4〜6週間です。
主なリスクと合併症
手術は安全で有効とされていますが、以下のような稀な合併症が報告されています。
- 出血
- 感染
- 神経損傷
- 瘢痕形成
これらのリスクは低頻度であり、得られる効果がリスクを上回ることが多いです。
まとめ
筋切開は、筋肉の過度な緊張や拘縮を解消し、機能回復を促す有効な手術です。適切な評価と術前・術後のリハビリテーションにより、良好な結果が期待できます。
