太もも脂肪吸引のリスクと注意点

脂肪吸引は頑固なセルライトに対する画期的な治療法に思えるかもしれませんが、特に太ももで行う場合には重大なリスクが伴います。感染や血清腫(セローマ)といった合併症が発生すると、回復期間が2〜3倍に伸びることもあります。また、理想的なスリムな太ももを目指した結果、形が不揃いになったり、余分な皮膚が残るケースも報告されています。

アレルギー反応

脂肪吸引は全身麻酔下で行われますが、バルビツール酸系薬やケタミンなどの鎮静剤に対して重篤なアレルギー反応を起こすことがあります。最悪の場合、命に関わるショック状態になることもあるため、術前の薬剤アレルギー歴の確認は必須です。

感染症

太ももに切開を行うため、手術後に細菌が傷口に侵入するリスクがあります。傷口を清潔に保たないと、局所的な膿瘍や全身性の感染症へと進行する可能性があります。

血栓症

手術後は長時間の安静が続きがちですが、無理にベッドレストを続けると下肢や肺に血栓ができやすくなります。医師の指示がない限り、適度に歩行し血流を促すことが重要です。

形状の不均一

左右の太ももから同じ量の脂肪を除去しなかった場合や、施術者の技術が不足していると、太ももの表面が凹凸になることがあります。均一な仕上がりを求めるなら、経験豊富な医師を選ぶことがポイントです。

余剰皮膚

大量の脂肪を除去すると、皮膚が元の張りを保てずたるんでしまうことがあります。この余剰皮膚を取り除くには、再度の手術が必要となり、追加の麻酔リスクや感染リスクが伴います。

血清腫(セローマ)

切開部を過度に縫合すると、手術後に本来体内から排出されるはずの体液が皮下にたまり、血清腫が形成されます。血清腫ができた場合は、医師のもとで液体を排出する処置が必要です。

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