髄膜嚢胞および脊髄髄膜嚢胞の手術はどのように行われますか?
術前の準備
患児は全身状態や併存疾患を詳しく評価されます。年齢や症状に応じて、全身麻酔下で手術が行われます。
切開
外科医は背部の正中線、欠損部位の真上に切開を入れます。切開の長さは欠損の範囲に合わせて調整します。
欠損部の露出
皮膚・筋肉・その他組織を慎重に分離し、脊髄を覆う髄膜(保護層)を露出させます。
欠損部の修復
髄膜嚢胞(メニンゴセル)の場合:脳脊髄液が入った嚢胞を損傷なく除去し、欠損部を閉鎖します。
脊髄髄膜嚢胞(ミエロメニンゴセル)の場合:突出した脊髄や神経根を慎重に脊髄管内へ戻し、合成素材や生体素材のパッチで欠損を覆い、脳脊髄液漏れを防ぎます。
切開部の閉鎖
縫合糸で皮膚を閉じ、術部を保護するドレッシングを施します。
術後ケア
術後は入院観察が必要です。疼痛管理や合併症予防の薬剤投与、創部の管理を行います。また、運動・感覚・排尿機能など神経機能の定期的な評価が重要です。
小児神経外科と脊髄裂症の専門知識を持つチームが手術を担当し、リハビリテーションや長期フォローアップを通じて子どもの全体的な健康と発達を支援します。
