ペクタス凹陷は手術なしで治療できる?
非外科的治療法
1. バキュームベル療法
真空ベルと呼ばれる吸引装置を胸部に装着し、負圧をかけて胸骨を持ち上げます。数か月間毎日装着することで、凹みが徐々に改善されます。若年者や軽度~中等度の凹陷に特に効果的です。
2. ブレース(装具)療法
患者に合わせて作製した装具で胸部に外圧を加え、形状を徐々に矯正します。姿勢改善や胸筋強化のために理学療法と併用することが多く、若年者の軽度~中等度の症例に適しています。
3. 理学療法
胸壁の柔軟性・姿勢・筋力を高めるエクササイズを行います。単独で実施することもありますが、バキュームベルや装具と組み合わせて効果をサポートし、症状の進行を防ぎます。
4. 経過観察
症状や機能障害がほとんどない場合は、定期的な診察と経過観察が推奨されます。状態が安定しているかどうかを医師がチェックし、必要に応じて治療方針を変更します。
治療法の選択は、変形の程度・患者の年齢・個々の症状により異なります。胸壁変形の専門医と相談し、最適なアプローチを決定することが重要です。
