メソセラピーは効果があるのか?

メソセラピーは1952年にフランスの医師ミシェル・ピストールによって開発されました。以来、世界中の美容外科医がこの施術を行っています。メディアでは効果が大々的に取り上げられ、口コミでも成功例が語られていますが、実際の有効性を示す科学的研究はほとんどありません。

概要

メソセラピーは、薬剤やビタミン、ハーブ、化学物質などを皮膚のさまざまな層に注入する施術です。主に肌の若返りを目的とし、脂肪やセルライトの除去、ニキビや脱毛症の治療にも利用されます。

未承認薬剤の使用

使用される薬剤は米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けていますが、メソセラピーでの美容目的の使用は承認されていません。したがって、施術に用いられる薬は「オフラベル」使用となり、効果や安全性はFDAの保証外です。

科学的根拠の欠如

医師ごとに注入する薬剤の配合は自由で、標準化された成分はありません。メソセラピーは規制がほとんどなく、効果や安全性、長期的な副作用についての科学的エビデンスは不足しています。

施術期間と回数

セルライトを除去するには1回の注射では不十分で、通常5〜10回のセッションが必要です。2週間ごとに施術し、6〜8週間続けます。各セッション後は1〜2日間の痛みやかゆみ、軽いあざ、3日程度の腫れが見られます。効果は一時的で、再発防止のために定期的な施術が必要です。

注意点とリスク

1回約150ドル(約2万円)と費用がかさむ上、結果は予測できません。痛み、蕁麻疹などのアレルギー反応、腫れ、体重増加が報告されています。皮膚潰瘍、感染、瘢痕形成といった重篤な副作用も起こり得ます。

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