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鍼灸で月経痛(月経けいれん)を改善する方法

はじめに

月経痛(月経けいれん)の従来治療には、市販の鎮痛剤や経口避妊薬が一般的です。より自然なアプローチを求める方には、鍼灸が有効な代替手段となります。鍼灸師は、月経中に分泌される余分なホルモンやストレスが体内のエネルギー(気)の流れを乱すと考え、これを調整することで痛みを軽減すると説きます。

治療のステップ

  1. 症状のヒアリングと原因の特定

    まず、患者さんの月経痛の様子を詳しく伝えます。痛みが最も強く、激しい情緒不安定を伴う場合は「気・血の滞り」が疑われます。一方、鈍い痛みが月経前後も続く場合は、肝(LV)・腎(KD)経の不足や血虚が考えられます。

  2. 気・血の滞りの改善

    腹部膨満感、胸の張り、げっぷ、情緒の起伏、激しい痙攣などの症状がある場合は、気血の滞りが原因です。舌が紫色で白苔があり、脈が細く弦状の場合も同様です。以下の経穴で鍼を施します:肝経 2・3、任脈 6・3、足陽明胆経 34、脾経 6・8。

  3. 気・血の不足への対応

    膨満感が少なく、刺すような鋭い痛みや胸の張りがなく、血液中に血塊が混ざり、圧迫で腹痛が増す場合は「気血不足」と判断します。主に使用する経穴は:胃経 29、任脈 6、脾経 6・10、肝経 3。

  4. 産後の経絡不足への配慮

    出産経験が複数ある場合は、肝・腎経の不足が起こりやすく、月経痛が悪化しやすいです。月経後に下腹部の鈍い、間欠的な痙攣や、圧迫で軽減する痛み、腰の痛み、めまい、慢性的な倦怠感、出血が少なく薄い赤色になることがあります。これらを改善するために、以下の経穴で補養します:膀胱経 18・23、任脈 4、腎経 3、足陽明胃経 36、肝経 3・8。

まとめ

鍼灸は、月経痛の原因を「気・血の滞り」や「経絡の不足」に分類し、適切な経穴を刺激することで症状を緩和します。自分の体質や生活環境に合わせた治療計画を鍼灸師と相談し、継続的にケアすることが大切です。

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