胸式呼吸エクササイズの全手順と効果

はじめに

トレーニングやリハビリ、ヨガ・瞑想の際に呼吸法は重要な要素です。横隔膜と胸の筋肉を使って肺活量を最大化し、全身に酸素を供給することが目的です。本稿では、胸式呼吸を中心とした4つのエクササイズをご紹介します。

胸式呼吸(基本)

立った状態、座った状態、または仰向けに寝た状態で行います。背筋と首をまっすぐにし、顎はやや下げて呼吸しやすい姿勢を保ちます。鎖骨のすぐ下に指を置き、肘と腕はリラックスさせます。鼻から自然に息を吸い、胸の動きを感じながら、胸がどれだけ広がるか観察します。息を吐いて再び吸い、胸をさらに広げることを目指します。1日3分間繰り返すことで、胸式呼吸が深くなり、胸郭の可動域が広がります。

ふいご呼吸

ベッドや椅子に座り、背筋と首をできるだけまっすぐにします。口は閉じ、鼻から速く短い呼吸を繰り返し、胸腔に空気を取り込みます。吸う時間と吐く時間は同じ長さにし、1秒間に2〜3回のリズムを目指します。最初は15秒間行い、5秒ずつ時間を延長していきますが、過呼吸を防ぐため1分以上は行わないでください。

胸筋強化呼吸

床や壁に背中をつけて仰向けに寝るか、背筋を伸ばして座ります。腕は体側にリラックスさせ、肘を壁または床にしっかり押し付けて胸筋を収縮させます。標準的な胸式呼吸を6回ゆっくり行い、最後の呼気で筋肉を完全にリラックスさせます。その後、肘の押し付け強度を少し増やし、さらに6回繰り返します。これを3セット行い、毎日続けることで胸筋と呼吸容量が向上します。

ロール呼吸

胸式呼吸を応用したエクササイズで、深い腹式呼吸と胸式呼吸を組み合わせます。仰向けに寝て、手を胸と腹に置きます。まず腹部が上がるように深く吸い、息を止めたまま胸を膨らませるように続けて吸います。ゆっくり吐き出しながら、胸・腹が順に下がる動きを繰り返します。体がローリングするように上下することで、胸と腹の両方の呼吸感覚を高め、リラックス効果が得られます。毎日練習して健康的な呼吸法を身につけましょう。

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