肌や皮膚の色素は3種類――それぞれの役割と特徴
人の肌や皮膚の色は、主に3つの色素が関与しています。以下にそれぞれの色素と、色や健康への影響をわかりやすく解説します。
メラニン
メラニンは肌の色を決める最も重要な色素です。表皮に存在するメラノサイトという細胞で合成され、ユーメラニン(茶色・黒色)とフェオメラニン(赤・黄色)の2種類があります。メラニンの量は遺伝的要因と日光(紫外線)への曝露によって変化し、日焼けやシミの原因にもなります。
カロテノイド(カロテン)
カロテノイドは植物に多く含まれる色素で、にんじんやかぼちゃなどのオレンジ・黄色・赤色の食材に由来します。体内でビタミンAに変換され、視覚機能や皮膚の健康維持に欠かせません。食事から摂取したカロテンは皮膚に蓄積され、肌にほんのりとした黄色みを与えることがあります。
ヘモグロビン
ヘモグロビンは血液中の赤血球に含まれる酸素運搬タンパク質です。血液の色だけでなく、皮膚に赤みやピンク色を与える要因にもなります。血流が豊富な部分や、酸素飽和度が高いときに特に顕著に見られます。
