C型肝炎検査で使用する試験管の色は?
ヘパティティスC(C型肝炎)検査に使用される試験管の色は、実施する検査や検査室のプロトコルによって異なります。色自体が検査の種類や結果を示すわけではありませんが、各色は特定の添加剤や目的に対応しています。
代表的な試験管の色と特徴
赤蓋(血清分離試験管:SST)
赤いキャップの試験管は、血清分離用ゲルやポリマーが内蔵されており、遠心分離時に血清と赤血球・血漿を自動的に分離します。得られた血清はC型肝炎抗体やウイルスRNAの測定に使用されます。
ラベンダー蓋(EDTA試験管)
ラベンダー色の試験管はエチレンジアミン四酢酸(EDTA)を含み、血液の凝固を防ぎます。主に全血算や一部のC型肝炎検査で利用され、血液を液体状態のまま分析できます。
薄い青蓋(クエン酸ナトリウム試験管)
薄い青色の試験管はクエン酸ナトリウムを添加しており、凝固試験に適しています。一部の検査室ではC型肝炎の検体としても使用されます。
その他の血清分離管(SST)
赤蓋と同様にゲルバリアがあり、遠心分離で血清をきれいに分離します。C型肝炎の抗体検査やウイルス遺伝子検査で広く用いられます。
検体採取時は、必ず検査を実施する医療機関や検査室の指示に従ってください。試験管の色や種類は施設ごとの標準作業手順(SOP)に基づき選択されます。
