RPR(Rapid Plasma Reagin)テストとは?
RPRテストの概要
Rapid Plasma Reagin(RPR)は梅毒のスクリーニングに用いられる非トレポネーマ検査です。診療所やクリニックで手軽に実施でき、結果が速く出る点が特徴です。
検査の仕組み
梅毒に感染すると、体は細胞膜に含まれるリン脂質「カルジオリピン」に対する抗体を産生します。RPR検査は血漿とカルジオリピン粒子を混合し、抗体が存在すれば粒子が凝集(凝集反応)します。この凝集は肉眼で確認でき、陽性と判定されます。
偽陽性の原因
RPRは感度が高い反面、特異性は低く、梅毒に罹患していない人でも偽陽性が出ることがあります。偽陽性は他の感染症、自己免疫疾患、特定の薬剤投与などが原因となります。
陽性結果が出た場合の対応
RPRで陽性と判定された場合は、確定診断のためにトレポネーマ検査(梅毒トレポネーマ自体に対する抗体を検出する検査)などの追加検査が必要です。
まとめ
RPR検査は迅速かつ低コストで梅毒感染者を特定できる有用なスクリーニング手段です。ただし偽陽性の可能性があるため、陽性例は必ず追加検査で確定させることが重要です。
