ワクチンに代わるホメオパシー予防法

ホメオパシーの予防療法は、従来のワクチンが行うように抗体を生成させるのではなく、患者の体が病原体に対して過敏になるのを抑えることで病気の発症を防ぎます。予防に用いられるのは、植物・動物・鉱物由来の薬剤と、病原体に感染した培養物や検体から作られるノゾード(nosode)の2種類です。

百日咳(Pertussis)

  • 別名「咳止め咳」とも呼ばれ、ボルデテラ・パータス感染で起こります。特有の「フーフー」という咳が特徴です。予防には、ノゾードである「パルトッシン(pertussin)」が用いられ、1か月齢から投与可能とされています。

ジフテリア(Diphtheria)

  • ジフテリアノゾード「ジフテリニウム(diphtherinum)」を、4〜6週間にわたって週1回投与することで、子どもの発症予防に成功した例があります。

はしか(Measles)

  • フランシスコ・X・エイザヤガ医師が提案したプロトコルに基づき、植物由来の「パルサティラ(Pulsatilla)」と、はしかノゾード「モルビリニウム(Morbillinum)」が推奨されています。

天然痘(Smallpox)

  • バリオラ・マジョール・マイナーに対するノゾード「バリオリヌム(Variolinum)」で予防が可能です。さらに、金色の根(ゴールドセーラル)から抽出したハイドラスティス(Hydrastis)も併用されます。

風疹(Rubella)

  • 風疹ウイルス感染を防ぐためのノゾード「ルベラノゾード(rubella nosode)」が使用され、場合によってはパルサティラと併用されます。西洋医学のMMRワクチンと異なり、個別に対処します。

獣医学への応用

  • 多くのホリスティック獣医師は、ワクチンの効果不足や免疫抑制のリスクから、犬や猫への定期ワクチン接種を推奨しません。特に狂犬病は法律で義務付けられていますが、健康状態が悪くワクチン接種が困難な動物には、狂犬病ノゾード「リッシン(Lyssin)」が代替として用いられます。

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