アイケアでのキレート療法
黄斑変性とキレート療法
ケーススタディ
1994年に『Journal of the Advancement of Medicine』に掲載された症例では、キレート療法が黄斑変性の患者に有効であることが示されました。黄斑変性は脈絡膜毛細血管の閉塞が原因で、黄斑への血流が阻害されます。キレート療法を受けたある女性は、視力が20/25から20/20に改善し、1年後もその効果が持続しました。
治療は、アミノ酸エチレンジアミン四酢酸(EDTA)を静脈内に投与することで行われます。毛細血管を塞いでいる金属やミネラルがEDTAと結合し、尿中に排泄されます。
注意点
キレート療法はFDAで承認された治療法ではなく、代替医療として位置付けられています。そのため、効果に疑問を持つ専門家も多く、重篤な副作用が報告されています。ショック、低血圧、腎不全・呼吸不全、心不整脈などが主なリスクです。
治療の流れ
キレート療法は5回から30回程度実施されます。各セッションでは腕または手に静脈カテーテルを装着し、EDTAを投与します。1回のセッションは約3時間半で、痛みはほとんどありません。主な副作用は足首のむくみや頻尿です。体内の必須ビタミン・ミネラルが失われるため、投与液にビタミンを添加します。入院は不要で、外来で行われます。
