じんましんに対するホメオパシー治療法

じんましんとは

じんましん(蕁麻疹、urticaria)は、皮膚が赤くなった上に白い膨らみができる発疹です。多くは局所的に急に現れ、短時間で広がります。初期は焼けるような感覚があり、次第に強いかゆみへと変化します。重症例では口腔粘膜(唇や舌)や、腸管・呼吸器にまで症状が及び、激しい痙攣、下痢、喘息様の呼吸困難を伴うことがあります。

ホメオパシー療法の使い方

急性発作時の投与スケジュール

じんましんが急に出た場合、最初の1時間は15分ごとに同じホメオパシック薬を服用します。その後は30分ごと、さらに症状が改善したら1時間ごとに減らし、5〜6時間ほど続けます。症状が消えても、1週間程度は1日3〜6回の頻度で服用し続けます。最初の2時間で効果が見られない場合は、別の薬剤が必要かもしれません。慢性じんましんの場合、発作の緩和は期待できても根本的な治癒は難しいことがあります。根本的な処方を希望する場合は、ホメオパスに相談し個別のレメディを作成してもらうと良いでしょう。

服用時の注意点

ホメオパシック薬は舌の下で完全に溶かしてから飲み込みます。錠剤は舌の上に置き、自然に溶けるのを待ちましょう。

代表的なホメオパシック薬剤と選び方

  • アピス(Apis):発症時に焼けるような痛みと刺すようなかゆみがある場合に有効。喘息発作に伴うじんましんにも用いられます。
  • アルセニウム(Arsenicum album):寒さに弱く、喉が渇く不安定な状態の人に適します。消化不良が原因と考えられる場合に選びます。
  • ドルカマラ(Dulcamara):冬季や胃腸の問題が関与しているときに出る白い斑点と赤い中心のじんましんに使われます。
  • パルサティラ(Pulsatilla):はしか様のじんましんで、下痢を伴うことが多いケースに適応します。
  • ラス・トキシカム(Rhus toxicodendron):慢性じんましんで、腫れと炎症が顕著な場合に用います。
  • セピア(Sepia):顔面や全身に広がるじんましんに適しています。
  • ウルティカ・ウーレンス(Urtica urens):赤く隆起した斑点の中心が白いタイプ。アレルギー反応や過度の運動が原因と考えられます。

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