アジドチミジン(AZT)とは?
アジドチミジン(AZT)とは
アジドチミジン(AZT)、別名ジドブジンは、HIV/エイズの予防・治療に用いられる抗ウイルス薬です。ヌクレオシド逆転写酵素阻害薬(NRTI)に分類され、ウイルスの増殖過程である逆転写酵素を阻害することで、HIVの複製を妨げます。
承認の歴史
AZTは米国食品医薬品局(FDA)がHIV治療薬として初めて承認した薬剤で、1987年に「レトロビル」ブランドで市場に登場しました。その後、他にも多数のNRTIが開発されていますが、AZTは現在でも治療レジメンの重要な位置を占めています。
使用方法と併用療法
耐性ウイルスの出現を防ぐため、AZTは通常、他の抗ウイルス薬と組み合わせて投与されます。服用は経口で、1日1回または2回の頻度が一般的です。
主な副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、頭痛、発疹などが報告されています。
臨床的意義
AZTはHIV/エイズ治療において重要な薬剤であり、患者の生活の質を向上させるとともに、ウイルスの感染リスク低減にも寄与します。
