高血圧・高コレステロールに効く漢方薬5選
血圧は心臓が血液を全身に送り出す際、動脈壁にかかる圧力です。この圧が長期間にわたり高い状態が続くと、心不全や腎不全、脳卒中、冠動脈疾患のリスクが増大します。一方、血中コレステロールが過剰になる高コレステロール血症は、動脈にプラークが蓄積し狭窄や閉塞を招き、やはり心血管疾患の原因となります。
漢方やハーブ療法では、血圧・コレステロールを正常化する植物が多数知られていますが、特に効果が期待できる5種類を紹介します。
にんにく(ガーリック)
にんにくは古来より食材・薬用として利用され、アリシンという活性成分が心血管疾患の予防に寄与します。高コレステロール、動脈硬化、血圧上昇の抑制効果が報告されており、スーパーマーケットで生のにんにくが入手できるほか、サプリメント(カプセル)としても市販されています。
ツボクサ(Gotu Kola)
ツボクサは中国・インドネシア・インドで伝統的に用いられ、皮膚疾患や創傷治癒に効果があります。トリテルペンという成分が体内の有害物質除去を助け、血中コレステロールと血圧を低下させるとされています。錠剤やティーバッグで摂取できます。
サンシュユ(ホーソン)
バラ科の低木であるホーソンは、ホーソンフラボノイドというフラボノイド類が心不全、動脈硬化、不整脈など幅広い心血管疾患に有効です。特に高コレステロールと高血圧の改善に使われ、実や花を乾燥させてティーやカプセルに加工します。
ショウガ
ショウガは根茎として古くから食用・薬用に利用され、ジンゲロールやショガオールといった揮発性オイルが含まれます。消化促進だけでなく、血圧上昇や血中コレステロールの抑制効果が報告され、料理に加えるか、サプリメントとして摂取できます。
イチョウ(Ginkgo biloba)
イチョウは最古の樹種の一つで、葉に含まれるテルペノイドとフラボノイドが血管拡張と抗酸化作用をもたらし、血圧とコレステロールの正常化に寄与します。エキスやカプセルが一般的に販売されています。
