医療コーディングで使用される角括弧([ ])の意味と使い方
医療コーディングにおいて、角括弧([ ])はコードの意味を補足したり、特定の情報を明示したりするために用いられます。
主な使用目的
- 補足説明:コード本体に必須ではないが、正確性や特異性を高めるための追加情報を記載します。
- 情報欠損・不確定の場合:診療記録に必要な情報が欠けている、または不確かである場合に、後で取得すべき情報や臨床判断を示すために使用します。
- 側性未指定:手術や処置が左右どちらか特定できない場合に、[左]・[右] などを付けずに括弧で示します。
- 数量・測定値の記載:処置や診断に関する数値や範囲を明確にするために、括弧で囲みます。
具体例
[左]膝関節形成術:左膝で行われた膝関節形成術を示す。
経皮的冠動脈インターベンション [3 病変]:手術中に処置した病変が3つであることを明示。
腰椎穿刺 [L3‑L4]:L3とL4の間で穿刺が行われたことを示す。
上腕骨骨折 [遠位1/3]:骨折部位が上腕骨の遠位1/3であることを補足。
このように、角括弧はコードの正確な解釈と記録を支援する重要な記号です。
