伝染性単核球症(モノ)の主な症状と対処法
伝染性単核球症(モノ)は、エプスタイン・バーウイルス(EBV)によって引き起こされる一般的な感染症です。発熱や喉の痛み、倦怠感など、さまざまな症状が数週間から数か月続くことがあります。
主な症状
1. 発熱
低熱(約37.8〜38.9℃)が数週間続くことがあります。
2. 咽頭痛
激しい喉の痛みで、飲み込みが困難になることがあります。
3. リンパ節腫脹
首、腋窩、鼠径部のリンパ節が腫れます。
4. 強い倦怠感
極度の疲労感と脱力感が数週間~数か月続くことがあります。
5. 扁桃腺腫脹
扁桃腺が腫れ、白や黄の被膜が付着することがあります。
6. 頭痛
軽度から中等度の頭痛が見られます。
7. 筋肉痛
筋肉の痛みや圧痛があります。
8. 皮膚発疹
胸部・腹部・背中に細かい赤い発疹が出ることがあり、約10%の患者に見られます。
9. 食欲不振
食欲が減退し、飲み込みにくさを伴うことがあります。
10. 腹痛
軽度の腹部不快感や痛みが現れることがあります。
11. 吐き気・嘔吐
一部の患者で吐き気や嘔吐が起こります。
12. 脾腫
脾臓が拡大し、約50%の患者で認められます。
13. 関節痛
関節に痛みや不快感が出ます。
症状は人によって異なり、すべてが現れるわけではありません。軽症の場合は自宅で安静にし、十分な水分と栄養を取ることが基本です。高熱が続く、呼吸困難、激しい腹痛、脾臓破裂の疑いなど、重篤な症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。
診断は血液検査(モノ核球抗体や白血球数)で行われ、症状に応じた対症療法が中心となります。抗ウイルス薬は一般的に使用されませんが、合併症がある場合は専門的な治療が必要です。
