医師が内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)を推奨する具体的な状況とは
ERCPが推奨される主な状況
1. 胆管結石
胆嚢から胆管へ結石が移動し、閉塞や激しい痛みを引き起こす場合、ERCPで結石を摘出します。
2. 胆管狭窄(狭窄部)
胆管の狭窄や狭い部分を特定し、バルーン拡張やステント留置により拡げる治療が可能です。
3. 膵炎
膵臓の炎症が疑われる場合、胆管や膵管に結石が詰まっているか確認し、除去やステント留置でドレナージを改善します。
4. 原因不明の腹痛
腹痛の原因がはっきりしないとき、胆道・膵臓系の異常を検出し、適切な治療につなげます。
5. 手術前評価
胆嚢摘出術(胆嚢摘出術)などの手術前に、胆道系の状態を評価し、手術リスクを低減します。
6. 疑わしい癌
胆道や膵臓の腫瘍が疑われる場合、組織サンプルの採取(生検)や腫瘍による閉塞を緩和するステント留置が行えます。
7. オディ括約筋機能不全
胆汁や膵液の流入を調整するオディ括約筋の機能異常を診断・治療します。
8. フォローアップと経過観察
過去にERCPや他の胆道手術を受けた患者の胆道状態を定期的に確認し、再狭窄や合併症の有無をチェックします。
