不適切な姿勢を避ける
施術者が体重や正しい動きを利用できない姿勢でスポットマッサージを行うと、指や手首に過度な負荷がかかります。例えば、ソファに座りながらクライアントの足を膝に乗せて足裏をマッサージするのは誤りです。施術者はクライアントの正面に座り、背筋を伸ばした状態で行いましょう。
拳と手の使い方
伸ばした指や親指で結節に掘り込むと関節に危険な圧力がかかります。親指の先端を拳と同じ方向に揃えて「a」の形にすると、狭い範囲でも安全に圧をかけられます。あるいは、人差し指で親指の先端を包み、指の第2関節で圧を加える方法も有効です。
体幹と大きな部位を活用する
マッサージのストロークはできるだけ肩・腰・臀部などの大きな筋肉を使い、体重で圧をかけます。可能なら立った姿勢で施術し、拳のこぶしや肘、さらには膝を使って狭いポイントに圧を与えると、手や手首への負担が大幅に減ります。
マッサージツールの活用
ツールを使うと特定のポイントに集中した作業でも手や腕への疲労を軽減できます。木製ツールは油や汗を吸収しやすく、汚れやすく、時間とともに割れやすいため推奨しません。プラスチック製ツールは安価で頑丈、衛生的で洗浄や食器洗い機でも消毒可能です。滑らかな表面のものはオイルなしでも皮膚上をスムーズに滑ります。
