アリに噛まれた・刺されたときの対処法

アリの噛み傷や刺し傷に対する特効薬はありませんが、痛みを和らげ腫れを抑えるための応急処置はあります。ほとんどのアリは噛むことができますが、刺す種は限られています。米国で最も問題となっているのは、侵入性のある赤アリ(レッドファイアアリ)で、これが主な刺し傷の原因です。南部の火アリ、収穫アリ、ベロベロアリなども刺すことがあります。

噛むと刺すの違い

多くのアリは噛みませんが、刺す種はまず噛んで皮膚に食いつき、酸性物質を噴出します。侵入性の赤アリは腹部に刺し針を持ち、ソレノプシンというアルカロイドを注入します。種に関わらず、噛み傷・刺し傷の初期処置は基本的に同じです。

噛まれたときの対処

赤アリは巣を乱すと大量に襲いかかります。巣の土塊(1 フィート以上の高さ)を踏むと足元にアリが集まり、すぐに離れ、脚についたアリを払い落とし、手元にある水で洗い流しましょう。石鹸と水で清潔にし、アルコールで消毒し、氷で冷やして腫れを抑えます。

漂白剤・過酸化水素

初期処置後に赤みや腫れ、膿胞ができることがありますが、これは細菌に対して毒性があるため無菌です。漂白剤を水で1:1に薄めて患部に塗布するか、過酸化水素をそのまま使用しても効果があります。

アンモニア

噛まれた直後にアンモニアを患部にたたくように塗布すると効果がありますが、15 分以上経過すると効果は低下します。

重曹

重曹と水をペースト状(歯磨き粉程度)に混ぜ、患部に塗って乾かします。冷蔵庫で冷やしてから塗布すると、一時的な鎮静効果が高まります。

カラミンローション

カラミンの主成分は酸化亜鉛と酸化鉄で、かゆみ緩和に有効とされています。ただし、刺し傷の治療に特別な効果があるという証拠はありません。

酢・レモン汁

アリの毒はアルカロイド系です。酢(酢酸)やレモン汁は酸性で毒を中和し、痛みと腫れを軽減します。

ステロイド外用薬

ヒドロコルチゾンやベタメタゾン酢酸エステル、クロベタゾールなどのステロイド軟膏は、炎症やかゆみを抑える市販薬として有効です。使用方法は製品ラベルに従ってください。

その他の家庭療法

フルーツや野菜、粘土、アロエベラローション、ティーバッグなども鎮静効果が報告されています。肉たたき粉を水で練って貼る方法もありますが、医学的根拠は乏しいため、症状が改善しない場合は医師の診察を受けてください。

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