炭疽菌(炭疽)はどのように感染しますか?

皮膚炭疽

皮膚炭疽は、B. anthracis の芽胞が皮膚の切り傷や擦過傷から侵入することで発症します。最初は小さく無痛の潰瘍(虫刺されに似た)として現れ、次第に黒い壊死性の痂皮へと拡大し、周囲に紅腫が生じます。痂皮は中心部が黒く、周囲が赤く腫れ、強い痛みを伴い、治癒まで数週間かかることがあります。

吸入性炭疽

吸入性炭疽は最も重篤な形態で、迅速に治療しなければ致死率が高くなります。芽胞が肺に吸入されると、マクロファージに取り込まれリンパ節へ運ばれ、そこで発芽・増殖します。その後血流に拡散し、発熱、咳、呼吸困難、胸痛、ショックなどの重症症状を引き起こします。

消化器系炭疽

消化器系炭疽はまれな形態で、汚染された食物や水を摂取することで芽胞が体内に入ります。胃腸管で発芽・増殖し、腹痛、悪心・嘔吐、下痢、発熱といった症状が現れます。

その他の感染経路

感染した動物やその血液に直接接触することでも炭疽は伝播しますが、実際に起こるケースは極めて稀です。

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