ベッドバグの主な原因とは?
ベッドバグの概要
ベッドバグは血液を吸う小さな昆虫です。主に人間が寝ている間に吸血しますが、コウモリや鳥、齧歯類、ペットからも血を吸います。病原体を媒介することはありませんが、蚊に似たかゆい刺痕や、シーツに赤茶色の汚れが残ります。ベッドだけでなく、窓枠・ドア枠・机・タンス・絵画・壁紙・部屋の雑然とした場所にも潜んでいます。
主な拡散要因
1. 防除方法の変化
近年はゴキブリやアリの駆除にベイト(餌)を使用するケースが増え、噴霧式殺虫剤の使用が減少しています。ベッドバグは血液しか食べないため、ベイトの効果を受けません。また、かつてベッドバグ駆除に使用されていたDDTなどの農薬は現在使用が禁止されており、効果的な防除手段が減っています。
2. 国際的な旅行の増加
旅行者の増加に伴い、ベッドバグはスーツケースや衣類に潜んで航空機、バス、列車、船舶へと拡散します。ホテルやホステル、モーテルは一般住宅に比べてベッドバグの発生率が高く、旅行が頻繁になるほど感染リスクが高まります。
3. 殺虫剤への耐性
近年、一部のベッドバグは従来の殺虫剤に対して耐性を獲得しています。そのため駆除が困難になっています。殺虫剤を使用する際は必ず使用説明書を読み、マットレスや寝具への直接散布は避けてください。
