頭の後ろにできた小さな硬いしこりは何が原因?

頭の後ろにできたしこりは、見た目が心配になることがあります。多くの場合は良性ですが、サイズが変化したり痛みがある場合は医師の診察が必要です。

しこりの主な原因

  • 皮脂腺嚢腫(皮脂嚢):皮脂腺からできる良性の腫瘍で、柔らかく動きやすいです。体のどこにでも現れます。
  • 脂肪腫(リポーマ):脂肪細胞からできる柔らかく弾力のある腫瘍で、首や背中、肩、腕に多いです。
  • 皮膚嚢胞(皮膚芽腫):皮膚、毛髪、その他組織を含む稀な良性腫瘍で、生まれつきあることが多く、頭皮や顔、首に現れます。
  • 毛母細胞腫(ピロマトリックス腫):毛包からできる硬くしっかりした腫瘍で、頭部や首、腕に多く見られます。
  • 血腫:頭部を打ったりした後に血液が皮下にたまってできるものです。
  • 感染症:細菌や真菌の感染によりしこりができることがあります。
  • 皮膚がん:稀に、しこりが硬く、かさぶたができ、出血したり治らない場合は皮膚がんの可能性があります。

受診すべきタイミング

次のような場合は早めに医師の診察を受けましょう。

  • しこりが急速に大きくなる
  • 痛みやその他の症状がある
  • サイズ、形、色、質感に変化がある
  • しこりが自然に消えず、繰り返しできる
  • 体に複数のしこりがある
  • 不安がある場合

診断で行われる主な検査

  • 身体診察:医師がしこりを触診し、サイズ・形・色・質感を確認します。
  • 生検:しこりの組織を少量採取し、顕微鏡で検査します。
  • 画像診断:MRIやCTなどでしこりと周囲の状態を詳細に観察します。

治療の流れ

原因に応じて治療法が変わります。良性のしこりは経過観察や外科的除去が主です。悪性の場合は外科手術に加えて放射線療法や化学療法など、より積極的な治療が必要です。

トコジラミ(ナンキンムシ)咬傷 - 関連記事