蜂・スズメバチアレルギーの概要と対策

種類

米国のサリーアレルジークリニックによると、昆虫の刺されに対するアレルギーは、主にミツバチかスズメバチのどちらかに限られることが多く、両方に同時にアレルギーを持つ人は少ないです。アレルゲンは異なりますが、症状や治療法は共通しています。

症状

ミツバチやスズメバチに刺された際にアレルギー反応が起こります。症状は個人差があり、蕁麻疹、しびれ、吐き気や嘔吐、皮膚の紅潮、口内のかゆみなどがあります。重症例では呼吸困難、めまい、舌の腫れが見られ、命に関わることもあります。

発症時間

アレルギー反応は刺された直後の数分以内に現れることが多いですが、稀に24時間まで遅れて症状が出ることがあります。重篤な症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してください。

診断

刺された後に症状が出た場合でも、血液検査で毒素特異的IgE抗体のレベルを測定し、アレルギーの有無を調べることができます。ただし、IgEが高くても必ずしもアレルギーとは限りません。皮膚プリックテストは少量の毒素を皮膚に付けて反応を見る方法で、信頼性が高いですが、感作した人では重篤な反応を引き起こすリスクがあります。

治療

症状の重さに応じて治療法が変わります。軽度の反応には経口抗ヒスタミン薬で対処でき、重症の場合は筋肉内投与の抗ヒスタミン薬や経口ステロイドが使用されます。ショック状態や呼吸困難が起きた場合は、筋肉内エピネフリンと抗ヒスタミン薬の併用が必要です。

予防・対策

アレルギーがある人は、草むらや開花中の果樹園を避け、白い服装を選びましょう。暗い背景に対して明るい色は蜂やスズメバチを引き寄せやすくなります。また、屋外での香水やコロンの使用は控えてください。重度のアレルギー患者はエピネフリン自己注射器と抗ヒスタミン薬を常備し、医療用ブレスレットを着用して周囲にアレルギー情報を伝えられるようにしましょう。

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