スティックノミとは何か?
スティックノミ(stick flea)は、鶏に最も寄生する小さなノミで、猫、犬、馬、豚、牛、さらには人間にも付着します。体長は約0.16インチ(約4ミリ)と非常に小さく、見つけにくいですが、家畜にとっては重大な害虫です。
行動
多くのノミは宿主間を跳び回りますが、スティックノミは肉体に潜り込み、特定の部位にとどまる傾向があります。鶏では目や肉垂(ワトル)の周辺に集まり、茶色い小点として見えます。その他の動物では耳や足の指の間に見られることがあります。
卵
スティックノミは宿主の皮膚内部に卵を産み付けます。産卵部位には小さな隆起が現れ、幼虫が孵化すると宿主から落ちて地面へ移ります。地上で約2週間過ごし、さなかに繭を作って保護します。その後、再び他の動物に付着して生活サイクルを続けます。
健康への影響
スティックノミの大量寄生は、皮膚の赤み・炎症・かゆみを引き起こし、目の周辺に寄生すれば失明の危険があります。食欲不振や貧血を起こすこともあり、免疫力低下に伴い二次的な細菌感染症にかかりやすくなります。最悪の場合、死亡に至ることもあります。
除去と予防
目に見えるノミはピンセットで直接取り除くことができますが、重度の感染ではカルバリルなどの殺虫剤を使用します。鶏舎に散布したり、石油ゼリーを塗布して窒息させる方法もあります。使用時は目に入らないよう注意し、製品のラベル指示を必ず守ってください。
予防策としては、鶏舎を床から最低3フィート(約1メートル)以上の高さに設置し、ノミの拡散を防ぐことが有効です。
