予防策
できるだけクラゲの季節(地域によって異なる暖かい時期)に海で泳ぐのを避けましょう。クラゲを見つけたら近づかないことが重要です。触手は目に見えないほど長いものもあるので、見た目が美しくても手を出さないでください。
刺された直後の応急処置
刺されたらすぐに水から上がり、二次的な刺傷を防ぎます。皮膚に付着した触手は、手や淡水で触らず、砂や海水、クレジットカードやバターナイフなどの硬いものを使って取り除きます。その後、酢で患部を十分に洗い流します。酢が手に入らない場合は、消毒用アルコールでも代用可能です。尿は一部で痛み緩和に使われることがありますが、毒素を中和するほどの酸性は期待できません。可能であれば、酢に10分間浸すと効果的です。
刺された後のケア
痛みが続くことがあります。重曹と水を混ぜたペーストを患部に塗り、再度酢で洗い流すと症状が和らぎます。また、用法・用量を守ってアセトアミノフェン(例:タイレノール)やイブプロフェン(例:モトリン)などの鎮痛剤を服用しても構いません。
医療機関への受診が必要な場合
ポルトガル船医や箱形クラゲなど、致死性の高いクラゲに刺された場合は直ちに救急医療を受けてください。すべての刺傷で、以下の症状が見られたら緊急対応が必要です。
- 意識混濁や混乱
- 呼吸が浅くなる、または呼吸困難
- 胸痛
- ショック症状(皮膚が青白くなる、血圧低下など)
上記の症状が現れたらすぐに救急車を呼び、必要に応じて心肺蘇生(CPR)を行ってください。
