アフリカの蚊とマラリア感染の実態
マラリアは5万年以上にわたり人類を蝕んできました。古代ローマでは「ローマ熱」と呼ばれ、ローマ帝国の衰退に影響したとも言われます。語源は中世イタリア語の「mala aria(悪い空気)」です。
蚊 (Mosquito)
スペイン語で「小さなハエ」を意味するmosquitoは、外観がクレーンフライに似ています。口器は皮膚を刺す形に進化しており、オスは花の蜜を吸いますが、メスは卵を産むために血液を必要とします。
マラリア (Malaria)
メスの蚊が感染者を刺すと、血液中のマラリア原虫を吸い取ります。その後、別の人を刺す際に唾液と共に原虫が体内に注入され、感染が広がります。
アフリカにおけるマラリア
毎年約200万人がマラリアで死亡しており、そのうち90%はサハラ以南のアフリカの子どもです。マラリアは貧困と密接に結びつき、経済発展の大きな障壁となっています。
蚊帳 (Mosquito Nets)
アフリカでは約20人に1人しかベッド用蚊帳を持っていません。蚊帳はマラリア感染リスクを大幅に低減し、殺虫剤処理されたものは効果が2倍になります。
マラリア啓発デー (Malaria Awareness Day)
2007年、ジョージ・W・ブッシュ米大統領がアフリカのマラリア根絶支援を呼びかけて創設しました。毎年4月27日に「Malaria No More」などの非営利団体と共に実施され、何百万もの蚊帳が配布されています。
