Malaroneの代替薬

Malaroneは、アトバクエンとプログアニルの組み合わせでマラリア寄生虫の増殖を抑制する、強力な抗マラリア薬です。旅行者がマラリア予防のために使用することも多く、その効果は高く評価されています。しかし、同様の効果を持つ代替薬も多数存在します。本稿では、代表的な代替薬とその特徴・副作用について解説します。

Fansidar(ファンシダー)

Fansidarはスルファドキシンとピラメタミンの合剤で、寄生虫の必須酵素を阻害して死滅させます。1週間に1錠の服用で済む点が特徴ですが、胃腸症状(吐き気・下痢)から重篤な痙攣、膵炎、貧血まで幅広い副作用があります。使用は医師の指示に従い、慎重に行う必要があります。

Mefloquine(メフロキン)

別名リアリムとして知られるMefloquineは、マラリアの治療・予防に用いられます。週1回の服用で効果を発揮し、めまい、発熱、頭痛、寒気、皮疹、下痢、倦怠感などが報告されています。キニーネアレルギーがある場合は使用できません。

Amodiaquine(アモジアキン)とChloroquine(クロロキン)

Amodiaquineは寄生虫の細胞膜機能を乱すことで全てのマラリア株に有効です。週1回の服用で、下痢、吐き気、倦怠感、腹痛が主な副作用です。

Chloroquineはかつて最も広く使用された抗マラリア薬で、現在は耐性株が増加しています。Amodiaquineと併用することで効果が高まりますが、視覚障害、筋力低下、消化器症状などの副作用が報告されています。

Doxycycline(ドキシサイクリン)

Doxycyclineはテトラサイクリン系抗生物質の一つで、キニーネにアレルギーがある人にも使用できます。マラリア予防薬として週1回の服用が推奨されますが、食欲不振、嘔吐、光過敏、下痢といった副作用が稀に見られます。

蚊刺症 - 関連記事