子供のデング熱:症状と対処法、予防のポイント
子供のデング熱の主な症状
デング熱の症状は大人と似ていますが、子供では以下のように現れることが多いです。
- 高熱(摂氏40℃以上):最初に現れ、2〜7日続くことがあります。
- 頭痛:軽度から重度まであり、数日間続くことがあります。
- 眼球後部の痛み:いわゆる「目の奥の痛み」です。
- 筋肉痛・関節痛:激しいことがあり、歩行が困難になることも。
- 吐き気・嘔吐:軽度から重度まであり、数日続くことがあります。
- 下痢:軽いものが多いですが、重症例もあります。
- 発疹:症状出現後2〜5日で現れ、2〜4日続くことが多いです。赤やピンク色で、かゆみを伴うことがあります。
- 出血症状:稀ですが、鼻血、歯肉出血、あざなどが見られることがあります。
その他の兆候
- 倦怠感:強い場合は起きているのが困難です。
- 食欲不振:脱水につながります。
- イライラ:子供のケアが難しくなります。
受診の目安
子供にデング熱の疑いがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。特に2歳未満の子供は重症化リスクが高いため、注意が必要です。
治療の基本方針
デング熱に特効薬はありません。症状の緩和と脱水予防が中心です。医師からは以下が指示されることが一般的です。
- 安静:十分な睡眠と休息を確保しましょう。
- 十分な水分補給:脱水を防ぐためにこまめに水分を与えてください。
- 解熱鎮痛薬:イブプロフェンやアセトアミノフェンを使用します。アスピリンは出血リスクが高まるため絶対に与えないでください。
- 冷却:額や首に冷たいタオルや氷嚢を当てて熱を下げます。
- ぬるま湯のスポンジ浴:高熱が続くときは、体を冷やすためにぬるま湯で拭きます。
予防策
現在、デング熱を予防するワクチンはありませんが、蚊に刺されない工夫でリスクを大幅に減らせます。
- 虫除けの使用:DEETやピカリジン配合の虫除けを外出時に塗布します。
- 長袖・長ズボンの着用:皮膚を露出させない服装を心がけます。
- 蚊帳や網戸の利用:寝ている間の蚊刺されを防ぎます。
- 水たまりの除去:バケツやタイヤ、雨樋などの溜まった水はすぐに捨て、蚊の繁殖を防ぎます。
上記のポイントを守ることで、子供をデング熱から守ることができます。
