DEETの代わりに使えるおすすめ虫除け

DEETは虫を殺すのではなく、皮膚から遠ざける忌避剤です。米軍が1946年に開発し、1957年に一般に販売されました。安全性は確認されていますが、同様に安全で効果的な代替品も多数あります。

Picaridin(ピカリジン)

EPA(米環境保護庁)によると、蚊、刺すハエ、ダニ、チグリスなどに有効です。欧州やオーストラリアでは「Icaridin」の名称で使用され、2005年に米国でも販売開始されました。DEETと違い臭いがなく、皮膚刺激も少ないとされています。また、プラスチックやレンズ、レーヨンなどの繊維を損傷しません。

レモンユーカリ油(Oil of Lemon Eucalyptus)

天然由来とされ、DEET 10%以下の濃度と同等の防護効果があります。1940年代に登場し、ダニや昆虫の駆除にも利用されます。多くのローションやスプレーに配合されており、塗布後にべたつきが残らない点が特徴です(ネブラスカ大学の研究)。

シトロネラ油(Oil of Citronella)

シトロネラは独特の香りで、体から放出される二酸化炭素を覆い隠すことで虫を遠ざけます。キャンドル型の忌避剤が一般的ですが、塗布型製品(ジェル、ワイプ、ローション、スプレー)でも使用できます。蚊、ダニ、ノミ、ハエなど幅広い害虫に効果があります。

その他の製品

  • IR3535:蚊、刺すハエ、ダニに有効。スプレーやローションで販売。
  • パーメトリン:衣類、テント、寝袋、ネットに塗布し虫除け。皮膚には使用しない。
  • アレトリン:蚊取り線香やキャンプ用ランタン・キャンドルに使用。燃やすことで空間全体に忌避効果。
  • メトロフルトリン:カートリッジや庭用ストリップとして使用し、広範囲の虫除けが可能。

まとめ

DEETに代わる選択肢は多く、自然由来のものから化学合成のものまで様々です。使用シーンや肌への刺激、取り扱い対象(衣類か皮膚か)に応じて最適な製品を選びましょう。

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