オークスパイダーダニの咬傷に対する対処法

オークスパイダーダニ(学名: Oligonychus bicolor)は、樹皮の下部に茶色がかった赤色の小さなダニで、主にオークの葉の裏側に黄褐色の変色を引き起こします。卵は赤い小さな樽状で葉面に付着します。通常は人を襲わないものの、感染した樹木に触れるとダニが付着し、皮膚に刺されることがあります。咬傷は赤く腫れ、かゆみを伴います。

一般情報

オークスパイダーダニはクモでも昆虫でもなく、クモに近い節足動物(クモ形綱)に分類されます。体は楕円形で触角がなく、8本の脚と糸を出す能力があります。肉眼ではほとんど見えませんが、葉の光合成細胞に小さな口吻で刺すことで大きな被害を与えます。咬傷は小さな丘疹のように赤い輪で囲まれ、複数が集まると発疹状になります。かゆみは強く、感染症を媒介することはほとんどありません。

治療法

咬傷が軽度の場合は、まず氷で冷やすことが有効です。プラスチック袋に氷を入れ、布で包んで患部に当てると腫れとかゆみが抑えられます。次に、ステロイド外用薬を使用します。市販のヒドロコルチゾン1%軟膏(例: コルタイド、コルチゾン、ジモックス)を指示通りに塗布してください。1日数回の使用が可能です。症状が強い場合は皮膚科で処方薬を受けると良いでしょう。

経口抗ヒスタミン薬(例: ジルテック、クラリチン、アラベート)も有効です。市販薬は12時間や24時間効果のものがありますので、用法・用量を守って使用してください。必要に応じて医師に相談し、処方薬を使用することもできます。

予防策

森林や樹木が多い場所を歩く際は、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を減らしましょう。虫除けスプレーだけでなく、厚めのローションを塗ると、微細なダニがローションに絡みつき咬まれにくくなります。長時間屋外にいる場合は、帰宅後すぐにシャワーを浴びるか、抗菌ウェットティッシュで皮膚を清潔に保つことが重要です。

その他の咬傷・刺傷 - 関連記事