ヘビが目に毒を噴射したらどうすべきか
概要
アフリカとインドネシアに分布する「吐くコブラ」には2つの系統があります。どちらも防御時に毒を目に向かって噴射し、脅威から逃れようとします。毒は致死性ではありませんが、激しい灼熱感・疼痛・一時的な失明を引き起こします。放置すると角膜細胞が死滅し、永久的な失明に至ります。
症状
- 目の激しい灼熱感と腫れ、涙が大量に出る
- 鼻水や過剰な唾液の分泌
- 視界がぼやけ、光に対する感受性が高まる
応急処置
- 可能な限りすぐに清潔な水で目を洗い流す。
- 水がない場合は牛乳や新鮮な尿でも代用し、毒をできるだけ除去する。
- 目を外側に向かって優しく拭き、光から保護するためにサングラスを着用する。
分泌物の処理
- 毒に刺激されて涙や粘液が過剰に分泌されます。口を水ですすぎ、余分な唾液は吐き出します。
- 鼻をやさしくかみ、できるだけ毒を外へ排出し、鼻水を飲み込まないように注意します。
- 必要に応じて口を再度すすぎ、唾液を吐き出す作業を繰り返します。
医療処置
- 汚れた衣服はすぐに取り替え、速やかに医療機関へ搬送する。
- 専門医による角膜の評価と適切な治療が必要です。放置すると数日以内に角膜が白く濁り、永久失明に至ります。
