黒クモ(ブラックウィドウ)の咬傷の対処法
黒クモ(ブラックウィドウ)とは
黒クモは米国で最も毒性の高いクモの一種です。体長は約1.3cm(約半インチ)で、光沢のある黒い丸い腹部と赤い砂時計形の斑点が特徴です。斑点は赤だけでなく、点状や黄色・白色の場合もあります。体色が茶色に見える個体もあります。夜行性で暗く静かな場所を好み、住宅のガレージの隅や物置などに潜むことがあります。雌だけが人を噛み、巣や卵が脅かされたときに攻撃します。
噛まれると神経毒が注入され、20〜40分後に以下の症状が現れます。
- 噛んだ部位の腫れ・疼痛
- 全身の筋肉痙攣や腹痛、倦怠感
- 頭痛、吐き気・嘔吐、過度の発汗
- 胸痛、めまい、重症例では失神
必要なもの
- 石鹸と流水
- 氷嚢とタオル
- 消毒液(ベタジンなど)
- 鎮痛剤(アセトアミノフェン、イブプロフェン等)
応急処置の手順
- 落ち着き、噛まれた部位をすぐに石鹸と流水で十分に洗浄します。
- 氷嚢をタオルで包み、冷やしたタオルで噛んだ箇所を冷やします。
- 患部を心臓より高く保ち、動かさないようにします。
- ベタジンなどの軽度の消毒液を塗布し、感染を防ぎます。
- 市販の鎮痛剤(例:アセトアミノフェン、イブプロフェン)を服用し、痛みを和らげます。
- 上記の処置を行った後は速やかに医療機関を受診します。医師は筋肉痙攣を緩和する薬や、カルシウムグルコン酸の静脈投与、必要に応じて抗毒素(アンチベノム)を投与します。
