クモに刺された時の予防と対処法
クモへの恐怖(アラクノフォビア)は一般的ですが、実際にはほとんど根拠がありません。クモは脅威を感じない限り噛むことは稀です。多くの咬傷は無症状で、気づかないこともあります。
症状
約30,000種のクモのうち、多くは口が小さく人を噛むことはありません。例外として黒寡婦クモやシロヘビーヤモリグモがあります。黒寡婦の咬傷は筋肉痙攣や硬直を引き起こすことがあり、シロヘビーヤモリグモの咬傷は潰瘍性皮膚壊死に進行することがあります。クモは病原体を媒介しませんが、毒を持つ種は皮膚炎、神経毒性、全身症状を引き起こすことがあります。
治療法
クモに噛まれたと思われる場合は、まず石鹸と水で患部を洗浄します。その後、氷嚢や冷たい湿布で冷やし、腫れが大きい場合は抗ヒスタミン薬で腫脹を抑えます。痛みがあるときは市販の鎮痛剤を使用してください。症状が重い、または広がる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
予防策
クモの咬傷は春夏の昼間に多く発生します。屋外作業時は手袋や長袖を着用し、木の葉や薪を集める際はズボンを靴下の中に入れておくと良いでしょう。DEET配合の虫除けスプレーを使用し、住宅内のクモの巣は定期的に除去して防止します。体にクモが付いたら指で軽くはじき落とし、つぶさないように注意してください。つぶすと防御反射で口を開いて噛むことがあります。
