ダニの識別方法
ダニとは
ダニはクモ形綱に属する節足動物です。昆虫とは異なり、飛んだり跳んだりできません。ダニは草や低木の葉に止まり、通りかかる宿主を待ちます。前脚を伸ばして宿主にしがみつく「クエスティング」と呼ばれる行動を行い、宿主に付着した後、吸血に適した場所を探します。特定のダニは唾液を通じて病原体を伝播させることがあります。
必要なもの
- 保存用の瓶
- 消毒用アルコール
- 石鹸
- 水
手順
- 脚の確認:ダニは8本の脚を持ちます。昆虫は6本で触角がありますが、ダニには触角がありません。
- 体の形状確認:硬い背甲(スキュタム)を持つ硬殻ダニは口器がはっきりと見えます。柔らかい背甲のダニはレーズンのように見え、口器は体の裏側からしか確認できません。
- 膨張状態の確認:吸血後のダニは膨らみます。体が膨らんだダニが皮膚に付着している場合、ライム病などの感染リスクが高まります。
- マーキングの確認:頭部の後ろに銀色の斑点がある場合はアメリカイヌダニの雌です。シカダニは脚が黒く、ロンスターダニは体に縞模様があります。雌のロンスターダニは背中に斑点が見られます。
- 噛まれた跡の確認:ダニに噛まれると、噛み跡の周囲に赤いハローが現れます。
- ダニの保存:噛まれた場合は医師に見てもらえるよう、ダニを保存しましょう。感染リスクが高い地域に住んでいる場合は、種の同定が重要です。乾燥を防ぐため、ダニは消毒用アルコール入りの瓶に入れて保存します。
