ライム病の予防・症状の認識・治療法
ライム病は、ダニが媒介する細菌感染症です。感染を防ぎ、早期に症状を見つけ、適切な治療を受けることが重要です。
予防策
- ダニに刺されないようにする
ライム病の原因菌を保有するダニは、シカダニ(北部・東部)と黒足ダニ(太平洋岸)です。体に付着しにくいよう、足首まで覆う長ズボンや防虫スプレーを使用しましょう。
キャンプ後は毎日シャワーを浴び、全身をブラシでこすって付着したダニを取り除きます。首や髪の毛も忘れずに洗いましょう。
皮膚に埋まったダニを見つけたら、ピンセットで皮膚にできるだけ近い位置をつかみ、体をつぶさないように注意しながらゆっくり引き抜きます。除去後はアルコールで消毒してください。
- 症状を認識する
初期症状は「紅斑性遊走性紅斑(エリテマ・ミグランス)」と呼ばれる、中心が小さく周囲が赤い同心円状の発疹です。
インフルエンザ様の症状として、頭痛、筋肉・関節痛、発熱が現れます。後期になると、集中力低下、手足のしびれやチクチク感、関節腫脹、心臓の不整脈や胸痛、顔面麻痺、髄膜炎などが起こります。
- 医療機関を受診する
発疹や上記の症状を感じたらすぐに医師の診察を受け、抗生物質の処方を受けましょう。処方された薬は指示通りに全て服用してください。
治療後も頭痛や倦怠感、関節痛が残ることがありますが、時間とともに改善します。栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動で免疫力を高めることが回復を助けます。
