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膀胱壁肥厚とは?原因・症状・診断・治療法

膀胱壁肥厚は、膀胱の筋層が異常に厚くなる状態を指します。通常、膀胱壁は薄く柔軟で、尿を貯めたり排出したりする際に伸縮しますが、様々な疾患が原因で壁が厚くなると、膀胱機能が低下し、以下のような症状が現れます。

主な原因

  • 慢性炎症:慢性膀胱炎や間質性膀胱炎など、長期間にわたる炎症が壁の肥厚を招きます。
  • 感染症:重度または再発性の膀胱感染が炎症を引き起こし、壁が厚くなります。
  • 尿道閉塞:前立腺肥大や尿道狭窄などで尿の排出が妨げられ、膀胱内圧が上昇し肥厚します。
  • 神経因性膀胱:脊髄損傷や神経障害により膀胱と神経系の協調が失われ、排尿不全が肥厚を引き起こします。
  • 腫瘍:良性・悪性を問わず膀胱腫瘍が壁を厚くします。

代表的な症状

  • 頻尿
  • 排尿困難
  • 下腹部や骨盤部の痛み・不快感
  • 残尿感(膀胱が完全に空かない)
  • 尿流が弱い
  • 尿失禁
  • 血尿(ヘマトゥリア)

診断方法

超音波検査、CT、MRI などの画像診断で膀胱壁の厚さを確認します。必要に応じて膀胱鏡検査や尿検査も行われ、原因の特定に役立ちます。

治療の選択肢

治療は原因に応じて異なります。

  • 炎症が主因の場合:抗炎症薬や膀胱を安静に保つ生活指導が行われます。
  • 尿道閉塞の場合:薬物療法だけで改善しないときは、経尿道的切開や前立腺手術など外科的処置が必要です。
  • 腫瘍が原因の場合:腫瘍の種類・ステージに応じて、外科的切除、放射線療法、化学療法が選択されます。

膀胱壁肥厚の疑いがある場合は、早めに泌尿器科を受診し、適切な検査と治療を受けることが重要です。早期発見・治療により合併症を防ぎ、膀胱機能の回復が期待できます。

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