代替化学療法:自然成分でがん細胞にアプローチ
メイヨークリニックによれば、化学療法は体内の増殖の速い細胞、特にがん細胞を殺す薬剤を指します。一方、ハーブやキノコなどの自然由来成分が、臨床研究でがん細胞の増殖抑制や死滅を促す可能性が示されています。本稿では、代表的な3つの自然成分とその研究結果、摂取方法を紹介します。
霊芝(Reishi)
学名はGanoderma lucidum(旧称 Ganoderma lucida)で、アジアで何千年も健康増進や長寿のために利用されてきました。2002年11月に『Biochemical and Biophysical Research Communications』に掲載された研究では、乾燥霊芝エキスが浸潤性の高い乳がん・前立腺がん細胞の移動を抑制したことが報告されています。
霊芝はオンライン、健康食品店、漢方薬局で入手可能です。標準化されたサプリメント形態のほか、乾燥した全体を煎じて数時間かけてお茶にして飲む方法もあります。
アルジュナ(Arjuna)
学名Terminalia arjunaは、インドの伝統医学アーユルヴェーダで千年以上使用されてきた樹木です。2006年2月に『World Journal of Gastroenterology』に掲載された研究では、アルジュナ抽出物が肝臓がん細胞のDNAを損傷させ、アポトーシス(細胞自殺)を誘導してがん細胞を死滅させることが示されました。
カプセルや粉末として健康食品店、オンライン販売、インド系食料品店で入手できます。
ターメリック(Turmeric)
鮮やかな橙色のスパイスで、インド料理に広く使われます。2009年2月に『The Journal of Zhejiang University』に掲載された研究では、ターメリックに含まれるクルクミンがヒト結腸がん細胞の増殖を抑制し、アポトーシスを誘導することが確認されました。
スパイスとしてスーパーの調味料コーナーで購入でき、料理に加えるほか、クルクミン標準化サプリメントも健康食品店やオンラインで入手可能です。
これらの自然成分は、医師の指導のもとで既存の治療と併用することが推奨されます。
