膀胱がんのステージ別予後と生存率
膀胱がんは膀胱の内壁に発生する悪性腫瘍で、主に高齢者に多く見られますが、年齢を問わず発症します。早期に発見されても再発リスクがあるため、定期的な検査が重要です。予後はがんのステージにより大きく異なります。
ステージ0(非侵襲性)
がん細胞は膀胱内に留まり、筋層や結合組織へは侵入していません。リンパ節や他部位への転移はありません。5年生存率は約98%と非常に高いです。
ステージI
がん細胞は膀胱の筋層まで侵入していますが、結合組織やリンパ節への転移は見られません。5年生存率は約88%です。
ステージII
がんは膀胱壁の筋層を越えて厚い筋層に達しますが、外側の脂肪組織やリンパ節には達していません。5年生存率は約63%です。
ステージIII
がんは膀胱外壁を突破し、近隣の臓器(前立腺、子宮、膣など)へ広がる可能性がありますが、腹壁や遠隔リンパ節への転移はまだありません。5年生存率は約46%です。
ステージIV
がんは膀胱壁を完全に侵食し、腹壁や骨、肝臓、肺など遠隔臓器へ転移しています。治療は可能ですが、5年生存率は約15%と低くなります。
注意喚起
血尿、排尿時の痛みや頻尿、背部や腹部の痛みを感じたら、すぐに医師の診察を受けてください。
