DCIS(非浸潤性乳がん)への対処法
DCISとは
DCIS(ductal carcinoma in situ、非浸潤性乳管がん)は、乳管内に限局したがんで、まだ周囲の組織へは広がっていません。Breastcancer.orgによると、再発率は約30%で、DCISを経験した人は、過去に患ったことがない人に比べ、侵襲性乳がんになるリスクが高くなります。生命に直結する危険は低いものの、がんと診断されることは多くの人にとって不安です。
対処のステップ
ステップ1:医師と治療方針を決める
手術(乳房温存手術=ルンプテクトミー)や放射線治療、ホルモン療法、場合によっては乳房切除術(マステクトミー)などが選択肢です。Breastcancer.orgでは、ルンプテクトミー+放射線が最も一般的とされています。
ステップ2:時間管理を徹底する
治療中は通院や手術で仕事や家庭の時間が失われます。日々の放射線治療が必要な場合は、休職や勤務時間の調整が必要になることもあります。米国がん協会は、タスクの委任や社会的義務の断りを推奨しています。子どもの世話や買い物など、周囲に手伝いをお願いしましょう。
ステップ3:乳房再建を検討する
広範囲にがんが見つかった場合や、家族歴がある場合はマステクトミーが選択されることがあります。その際は、乳房再建術のオプションについて医師と相談してください。
ステップ4:DCISについて学ぶ
治療法を理解することで、今後の不安を軽減できます。メイヨークリニックや米国がん協会が提供する講座・ワークショップで、最新の情報やサポートを得られます。
ステップ5:支援ネットワークを作る
信頼できる友人やカウンセラー、乳がんサバイバーのサポートグループに参加すると、共感と励ましが得られます。
ステップ6:経済的負担を把握する
保険会社や病院のソーシャルワーカーに連絡し、治療費や保険適用範囲を確認しましょう。早めに情報を集めることで、金銭的ストレスを軽減できます。
ステップ7:十分な休息を取る
治療は身体的・精神的に疲弊させます。夜間は中断のない睡眠を確保し、必要に応じて昼寝も取り入れましょう。手術後や化学療法・放射線療法の際は、医師の指示に従って安静にしてください。
ステップ8:経過観察を計画する
ルンプテクトミーのみの場合、定期的な検診と画像診断で再発の有無を確認します。ホルモン療法を受ける場合は、長期にわたる服薬と定期的なフォローアップが必要です。
まとめ
DCISは進行が遅いがんですが、再発や侵襲性がんへのリスクがあるため、適切な治療と継続的なフォローが重要です。医師、家族、支援団体と連携し、情報を収集しながら自分に合ったケアプランを立てましょう。
