子宮頸がんの統計データ
子宮頸がんは女性の生殖器に発生するがんです。子宮頸部(子宮頸)は子宮の下部に位置し、胎児が成長する子宮体部と膣をつなぐ通路です。子宮頸は内頸部(エンドシervix)と外頸部(エクトシervix)の二つに分かれ、両者は「転換帯」と呼ばれる領域で接しています。この転換帯が子宮頸がんの発生源となります。
何人が子宮頸がんになるか
米国がん協会(American Cancer Society)によると、2009年に米国で診断された浸潤性子宮頸がんの新規症例は約11,270例です。国立がん研究所(National Cancer Institute)のデータ(2006年)では、子宮頸がんまたはその既往歴がある女性は推定で248,166人とされています。
診断される年齢は?
国立がん研究所の調査(2002〜2006年)によると、子宮頸がんの診断年齢の中央値は48歳です。年齢別の診断割合は以下の通りです。
- 20歳以下:0.2%
- 20〜34歳:14.9%
- 35〜44歳:26.2%
- 45〜54歳:23.5%
- 55〜64歳:15.8%
- 65〜74歳:10.4%
- 75〜84歳:6.6%
- 85歳以上:2.5%
誰が子宮頸がんになりやすいか
人種によって罹患率に差があります。米国がん協会の統計では、ヒスパニック系女性に最も高い罹患率が見られ、アフリカ系アメリカ人も白人より高いとされています。
国立がん研究所のデータ(100,000人あたりの罹患率)は次の通りです。
- 全体平均:8.2件
- 白人女性:8.1件
- 黒人女性:10.4件
- ヒスパニック系女性:12.7件
- アジア系・アメリカ先住民女性:それぞれ7.6件、7.2件
ステージ別5年生存率は?
子宮頸がんの5年生存率はステージにより大きく異なります。
- ステージ IA(最小侵襲):約95%
- ステージ IB1:90%
- ステージ IB2:80〜85%
- ステージ IIA・IIB:75〜78%
- ステージ III:47〜50%
- ステージ IV:20〜30%
死亡者数はどれくらいか
国立がん研究所のデータ(2002〜2006年)では、米国で毎年約2.5人/10万人の女性が子宮頸がんで死亡しています。米国がん協会は2009年に約4,070人が死亡すると推計しており、1955年〜1992年と比べて死亡率は74%低下しています。死亡年齢の中央値は57歳です。
