横紋筋溶解(Rhabdomyolysis)とは何か?
横紋筋溶解は、損傷した筋繊維が内容物を血流に放出することで起こる重篤な状態です。腎不全や電解質バランスの乱れ、最悪の場合は死に至ることがあります。
主な原因
- 外傷:交通事故や重度の打撲などの外傷により筋繊維が破壊され、内容物が血中に流出します。
- 過度な運動:運動習慣のない人が急にハードなトレーニングを行うと、筋肉が壊れやすくなります。
- 薬剤・アルコール:スタチン、コカイン、アンフェタミンなどが横紋筋溶解を引き起こすことがあります。
- 基礎疾患:糖尿病、腎疾患、甲状腺機能異常などもリスク要因です。
主な症状
- 筋肉痛:激しい痛みとともに腫れや圧痛が生じます。
- 筋力低下:軽度から重度まで、全身の筋力が低下します。
- 尿の変色:ミオグロビンが尿中に漏れ、茶色や赤色に変わります。
- 吐き気・嘔吐:消化器症状が伴うことがあります。
- 意識障害:毒素が血中に増えることで混乱や錯乱が起こります。
横紋筋溶解は早期の診断と治療が不可欠です。上記の症状が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
