肝臓がんの末期(ステージ4)について
肝臓がんは肝臓内に腫瘍ができることから始まりますが、腫瘍が肝臓や周囲のリンパ節を超えて広がると「末期肝臓がん(ステージ4、転移性肝臓がん)」と診断されます。転移が認められると予後は著しく悪化します。
定義
末期肝臓がんは、ステージ4肝臓がんまたは転移性肝臓がんとも呼ばれます。転移とは、原発部位(肝臓)から腫瘍が他の臓器やリンパ節へ広がることを指します。
診断方法
肝臓がんが疑われた場合、医師は以下の検査で腫瘍の広がりを評価します。
- CT検査
- MRI検査
- 骨シンチグラフィー
- X線検査
予後
米国国立がん研究所(NCI)のデータによると、ステージ4肝臓がん患者の5年生存率はわずか2.4%です。
治療法
末期肝臓がんに対する主な治療オプションは次のとおりです。
- 肝臓内腫瘍の切除(手術)
- 化学療法
- 放射線療法
- 熱焼灼(ラジオ波焼灼・マイクロ波焼灼)
- 凍結療法(クライオアブレーション)
代替・緩和ケア
根治的治療の効果が期待できない場合、多くの医師は緩和ケアを勧めます。緩和ケアはがんそのものを治すのではなく、症状を緩和し、末期患者の生活の質を向上させることを目的とします。
