肝臓がんのサインと症状
肝臓がんは、肝臓の細胞から発生する原発性肝臓がんと、他の臓器から転移してくる二次性がんに大別されます。多くの患者は病状が進行するまで自覚症状がほとんどありませんが、早期に兆候を把握すれば治療開始の遅れを防げます。
黄疸(おうだん)
皮膚や眼球の白い部分が黄色くなるのは、血中にビリルビンが蓄積するためです。黄疸は肝機能障害の代表的なサインです。
吐き気・嘔吐
胆汁や消化酵素の分泌が低下すると、食べ物の消化がうまくいかず、吐き気や嘔吐が起こります。
体重減少
食欲不振や栄養吸収の障害により、意図しない体重減少が見られます。
上部右腹部の痛み
腫瘍が大きくなると、右上腹部や肋骨、背中に圧迫感や痛みを感じることがあります。
腹水(ふくすい)
肝臓がんによる血流・リンパの障害で腹腔に液体がたまり、妊婦のように腹部が膨らみます。
倦怠感(けんたいかん)
肝臓の機能が著しく低下すると、全身の筋力低下や強い疲労感が現れます。
これらの症状が見られたら、早めに医療機関での検査を受けることが重要です。
