アスベスト曝露でがんになるリスクは誰にあるのか?
アスベストへの曝露は、肺がんや中皮腫(メソテリオーマ)など、さまざまながんを引き起こすことが知られています。当初は特定の職業だけが危険と考えられていましたが、現在では生活環境や家族構成、過去の軍務経験、さらには9/11の救助活動に至るまで、あらゆる人々がリスクにさらされています。
職業上の曝露
- 長年にわたり作業中にアスベストに接触した人は、メソテリオーマなどのがんを発症するリスクが高まります。対象となる職種には、整備士、電気技師、配管工、繊維工、鉄道作業員、建設業従事者などがあります。
地理的な近接性
- モンタナ州リビーなど、アスベスト鉱山や加工施設の近くに住むコミュニティでは、空気中のアスベスト粒子が原因で住民全体が健康被害を受けることが報告されています。
家族への影響
- 父親の作業服に付着したアスベストが家庭に持ち込まれ、家族が吸入するケースがあります。また、古い住宅の壁に使用されている絶縁材を自作で修繕する際にも、アスベストに曝露する危険があります。
退役軍人とメソテリオーマ
- 1970年以前に兵役に就いた退役軍人は、船舶やボイラー、車両のブレーキパッドなどに使用されたアスベストに曝露していた可能性があります。
9/11 の救助活動
- ワールドトレードセンターの倒壊後、清掃や救助に従事した人々は、粉砕された建物から放出されたアスベストに曝露しました。
