舌がんの治療法と予後
舌がんは、舌や口蓋扁桃部の細胞が異常増殖し、制御不能になるがんです。米国国立がん研究所によると、毎年約10,000人が診断され、約2,000人が死亡しています。主な原因は喫煙で、全症例の約75%が喫煙に起因します。
治療法
手術
がんのステージや広がりに応じて、部分切除や全舌切除(舌全摘)などが行われます。がんが舌全体に広がった場合や他の治療が効果を示さない場合は、舌全摘が推奨されます。
放射線療法
高エネルギーのX線などを用いてがん細胞を破壊します。通常、1日1回、約1か月間にわたって照射されます。
化学療法
インターロイキン-2(IL-2)などの抗がん剤を投与し、がん細胞の増殖を抑制します。放射線療法と併用されることが多く、2〜3か月間、間隔を空けながら行われます。
生存率
がんのステージと部位により異なりますが、1997〜2005年のデータでは5年生存率は約59.5%と報告されています。
治療期間
個々のがんの進行度により異なりますが、放射線療法は約1か月、化学療法は2〜3か月が一般的です。
副作用
手術後は発話や嚥下が困難になることがあります。放射線療法や化学療法は口の乾燥や味覚障害を引き起こすことがあります。
予防・対策
禁煙、過度の飲酒を控える、日光の過剰曝露を避けることが予防に有効です。
