唇がんは口腔がんと同じタイプで、唇や口腔内のどちらからでも発生します。米国国立衛生研究所(NIH)の統計によれば、早期に発見すれば生存率は非常に高いです。放置すると舌や歯茎、口腔粘膜などへ転移しやすくなります。
扁平上皮がん(Squamous Cell Carcinoma)
ほとんどの唇がんは、唇や口腔の表面を覆う扁平上皮細胞から発生します。
リスク要因
- アルコール摂取
- タバコ喫煙
- 紫外線による日焼け
- ヒトパピローマウイルス(HPV)感染
- 男性に多く見られる傾向
主な症状
- 治りにくい潰瘍や傷口
- 腫れや硬さ、しこりの出現
- 出血や痛み、しびれ感
- 顎の腫れや違和感
診断方法
医師は以下の手順で診断を行います。
- 視診・触診:鏡と光を使い、唇や口腔内を詳しく観察
- 生検(組織検査):疑わしい部位から組織を採取し、顕微鏡でがん細胞を確認
- 剥離細胞診(Exfoliative Cytology):外科的手術なしで細胞を採取し、がんの有無を調べる
治療法
唇がんの治療は、主に以下の方法が選択されます。
- 外科手術:がん組織を切除
- 放射線治療:がん細胞を破壊
- 手術と放射線の併用
患者の状態やがんの進行度に応じて、最適な治療プランが決定されます。
